子どもの本

2013/08/22

『ぞくぞく村の魔法少女カルメラ』

いただきました! ありがとうございます! ご紹介遅れてスミマセン!

『ぞくぞく村の魔法少女カルメラ』(末吉暁子 作、垂石眞子 絵、あかね書房)

ママが吸血女で、パパが日本人のカルメラは、体の右半分がママ、左半分がパパそっくり。ママのような吸血女になるために、左半分を右半分と同じに変身させようとしますが……。

最近は、芸能人でもハーフの方がたくさん活躍していますが、遺伝が左右まっぷたつに分かれるというアイデアがおもしろいです。どちらの(もっといえば、どの)文化もすばらしいと気づいていく流れは、だれにとっても大切なプロセスですね。ママのカーミラは、とてもゴージャスな美女で、かっこいい〜。

個人的なツボ。「おとうふのように白い肌」ってなんですか(笑)。末吉さんらしい、絶妙なセンス!

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皐月「あたしは使い魔じゃなくて、使う魔になりたーい」

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2013/06/10

『うんちしたの、だーれ?』

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小春「あたしは、いつでもごーかいにうんちできるよ!」
小春は、うんちに砂をかけません……。くっさー。

いただきました。
『うんちしたの、だーれ?』(末吉暁子、武田美穂、講談社)

うんちは、子どもが大好きなネタだけれど、
でも、羞恥心が芽生えるにつれて、なんだか恥ずかしい話題にもなってくる……。

このあたりの心理をまさにドンピシャに描いてくれています。

NHKでこのお話を見たら、きっとみんな、りっぱにおトイレいけるようになるでしょうね。

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『ねこまるせんせいとこいのぼり』

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皐月「あたしは地に足がつかないところはにがてー」
用心深い皐月は、ねこ用ハンモックでさえ、なかなか心を許しません。

いただきました。
『ねこまるせんせいとこいのぼり』(押川理佐 作、渡辺有一 絵、世界文化社)

こいのぼりに乗るのって、永遠の夢ですよねえ。

最近は都会であまり見かけなくなったこいのぼりですが、こういう形でも
引き継がれていってほしいです。


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『ねこまるせんせいとおもちつき』

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いただきました。紹介が遅れてすみません。
『ねこまるせんせいとおもちつき』(押川理佐 作、渡辺有一 絵、世界文化社)

「ぼっふん むにょむにょ もっちもちー」というかけ声がツボでした。
こういう独特なかけ声を考えつくのって、すごいなー。
わたしも、翻訳で出てくると頭をひねりますが、なかなかこれ!というのは思いつきません。

ちびだるま、ほしー。


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2013/01/20

鬼ヶ島三十周年交流会

同人誌『鬼ヶ島』三十周年の交流会にいってきた。

たくさんの方と、ひさびさにお会いできた。
うちが二年連続で喪中だったため、ネコ三娘の年賀状がなくて
残念がってくださる方が、予想以上に多い! ありがたい!
来年は、はりきってがんばりますから。(馬のアイテムを考えなくちゃ!)

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超豪華な景品がずらりと並ぶなか、わたしがいただいたのは
末吉暁子さんセット。
がんこちゃんマスコットを見た瞬間、心は決まった。

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まねき猫も、とぼけた顔でかわいい〜。
じつは中におみくじが入っていて、なんと大吉だった!

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2010/02/18

ドラスレ続刊

「ドラゴン・スレイヤー・アカデミー」(DSA)シリーズの続刊が出ることになりました! 通算で18冊目です。現在、夏休み前の出版を目指してがんばっています。

ウィリーたちは、2年生に進級しての再登場です。そして新入生には、ウィリーの弟、ダドウィン(第1シリーズ3巻『お宝さがしのえんそく』、第2シリーズ7巻『ドラゴン・キャンプ』)や、アンガスのいとこで、超いたずらふたごのビビラスとマイラス(第2シリーズ5巻『ふたごのごたごた』)などがいて、あいかわらずはちゃめちゃな展開になります。

このビビラスとマイラス、原文ではBilge(たわごと)とMaggot(ウジ虫)という名前なのですが、音と意味をふくめて読者が楽しめる名前にしたい、と考えだしました。担当編集者のアイデアでしたが、このだじゃれセンス、なんともすばらしいです。ドラスレでは、ほかにも、だじゃれを考える場面が多く、わたしもかなり鍛えられました。最近はバレエとか妖精とか、花と星が全開のかわいい系が多かったので、ひさびさのおやじギャグとだじゃれがやけに新鮮で楽しいです。

あと、あらためてすごいと思ったのが、チェンジングカードを起用した表紙。今どきの児童書のソフトカバー、きらきらは当然ですが、さすがにこのチェンジングカードを真似した本はひとつも出てきませんでした(しかもこれ、初版限定とかじゃなくて、デフォルトなんですよ)。今見てもすごく斬新です。数年ぶりに本屋に並んだら、初めて見る子どもたちはおどろくのでは、とわくわくしています。

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2008/10/19

Kバレエが「ピーターラビットと仲間たち」を上演

Sbsh0468熊川哲也さんが芸術監督を務めるK-Ballet Companyが、来年の2月に「バレエ ピーターラビットと仲間たち」を上演する。詳細はK-Ballet Companyのサイトをどうぞ。

まさか、日本でこの作品が見られるとは思わなかったから、びっくり&うれしい〜〜♪ だって、アシュトン(振付)でランチベリー(編曲)でピーターラビットなんだもの。

児童文学関係の人たちのあいだでは、ピーターラビットがバレエになっているというのは有名で、テレビ・ビデオ・DVDで観たことをある人も多い。「コッペリア」でご一緒した作家のNさん(バレエの被りものキャラ好き)も、さっそく食いついていた。貴重な機会なので、興味のあるかたは、ぜひどうぞ〜。(とはいえ、Kってチケット代が高いから、なかなか気軽にお誘いできないのだけれど。)

ちなみに、熊川哲也さんは、ただ今怪我の治療中で、このときまでに復帰するかどうかは不明。出るとしたら、やっぱりカエルのジェレミー・フィッシャーなのかなあ(ロイヤルでも踊っていた)。が、仮に、彼が出演することになったとしても、かぶりもので顔は見えないから、ご注意を(ピーターよりも熊川さんが目当てというかたは、別の演目を選んだほうが無難かも)。まあ、踊りだせば、彼のすごさはわかるかもしれないけれど……。

画像は、「コッペリア」会場で展示してあったピーターラビットの「衣裳」。すごく出来がよくて、そっくり! かわいい!! だけど、でかい! これを着たら、ただ突っ立っているだけでも大変そうなのに、踊っちゃうなんて、想像を絶するような世界だ。

でも、とっても楽しみ。今からDVD観て、CD聴いて予習しようっと♪

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2008/10/10

「アイドロン」シリーズの作者からサイン本

Sbsh0449「アイドロン」シリーズの作者、ジェーン・ジョンソンさんが、日本語版をとっても気に入って、サイン本を贈ってくださいました。装画、装丁とかの、わたしの担当外の部分のことですが、うれしいです。さっそくお礼メールを送ったら、「ぜったいに、このヴァージョンがいちばん」とまでおっしゃってくれました。第3巻(最終巻)も、とっても楽しみにしてくださってるとのこと。ちなみに、ただいま制作中。

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2008/09/21

「ザックのふしぎたんけんノート」



『ぼくのペットは恐竜』『体をぬけだし空を飛べ!』(ダン・グリーンバーグ、原京子訳、原ゆたか絵、メディアファクトリー)

「ザックのふしぎたんけんノート」シリーズの刊行が始まった。じつはこれ、「ドラゴン・スレイヤー・アカデミー」第1シリーズの8巻『ほろびの予言』で登場する「ザック」が主人公の物語。アメリカでは出版社が一緒で、DSAシリーズ8巻と、「ザック」シリーズ18巻でコラボレーションをした。当然、「ザック」シリーズにもウィリーたちは登場するが(こちらでは、ザックがドラスレを去ったあとの話もある)、日本語版でこの巻が訳されるかどうかは不明。もし出たら、楽しみ。というのは、なんと日本語版で挿し絵を描いているのが、「かいけつゾロリ」シリーズで大人気の原ゆたかさんだから!

「ゾロリ」シリーズ同様に、それはもう遊び心いっぱいで、台詞が吹きだしになっていたり、キャラクターがページせましと動いているみたいだったり、黒地に白い線の絵があったり、「挿しそえる絵」という範ちゅうを完全に越え、見事に文章と一体化している。文章も、本職の作家さんだから、日本語版にばっちり語り直してあり、翻訳くささがない。もとから日本語の作品のような感じ。翻訳者としては、こういう姿勢はおおいに見習わなきゃなあ。

すべてにおいて、子どもに楽しんでもらおうという精神に満ちていて、すっごくいい本作りだと思う。巻末には、原さんらしいニューヨークガイドが、これまたおもしろくてわくわくする。こんなすてきな本にしてもらって、原作者はきっとよろこんでいるだろうし、日本の子どもたちも幸せだよ。

あとこれは個人的なことだけれど、じつは、『ぼくのペットは恐竜』に登場するシャンプレーン湖って、わたしの母校の町にあったのだ。もちろん「シャンピー」も有名。こんなところで、なつかしい場所が出てきたのもうれしかった。

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2008/06/06

氷室冴子さん逝去

大大大ショック。まだお若いのに(泣)。

中高生のころからすごい好きで、ほとんどの作品を読んだ。

いつのころか、フィクションを書かなくなり、「銀金」シリーズも『碧の迷宮』もとちゅうで止まっている。でも、また読みたいなあとずーっと待っていたのに、それも叶わなくなり、ひたすら残念。

氷室さんといえば、『なんて素敵にジャパネスク』が有名だけれど、わたしはほんと、どの作品も大好きだった。『雑居時代』『クララ白書』『アグネス白書』『なぎさボーイ』『多恵子ガール』『ざ・ちぇんじ!』『レディ・アンをさがして』『落窪物語』『銀の海 金の大地』『シンデレラ迷宮』『冬のディーン 夏のナタリー』『蕨ヶ丘物語』などなど。ついでに、まんがの『ライジング!」も読んだ。フィクションじゃないけれど、氷室さんが海外の少女小説を紹介したエッセイ『マイ・ディア』をきっかけに、紹介作品を一気に読んだし、あの赤いカバーがかわいくて、レーベルごと集めたりもした。

キャラ萌え、キャラへの感情移入も、氷室さんに教わった気がする。今の翻訳の仕事で、キャラクターを作りあげていくときも、氷室作品をたくさん読んだことは、とっても大きな財産になっている。

ありがとう、氷室さん。心からご冥福をお祈りいたします。

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