映画・テレビ

2009/08/21

ポケモン映画「アルセウス超克の時空へ」

お盆中に見てきた。ピカチュウ目当てなので、あいかわらず大きな画面だとかわいさアップで堪能した。

美輪明宏のアルセウスはほんとハマリ役。ほかの芸能人は、だれがだれだかわからなかった。

ポケモンが、古代には「魔獣」と呼ばれていたのがなんとなくツボにはまる。でも、扱いは奴隷と同じ。時代が進むにつれて、人間とポケモンの関係が改善したということなのね。

タイムスリップするモチーフはよくあるけれど、ここでは、積極的に過去を修正しようとしていた。また今回は、悪役らしき悪役はなしなのも、かなり意識したのだろう。あと、サトシがアルセウスに宝玉を返すときに、必要以上に盛りあげなかったのは、ちょっと意外だったけれど、個人的にはよかったと思う。

リメイク金銀の宣伝で、ひさびさにチコリータ・ヒノアラシ・ワニノコのトリオが登場。チコリータが頭のはっぱでだいこんを切っていたのが笑えた。ヒノアラシのおしりラインは、いつ見ても萌え。うちの小春に似ているの。ワニノコだけ、ハーネスとかもつけられずに脳天気に歩いているのが笑えた。

前々回、前回からずっとからんでいた話が今作でいちおうまとまった? 来年はどんなものになるのか、楽しみ。

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話はポケモンからずれて……。

ふだん子どもをあまり目にしないせいかもしれないけれど、ああいう場所にいくと、びっくりするような親を目にすることがある。ポケモン映画は、劇場内でゲームのデータ(今回はアルセウス)を通信でもらえるんだけれど、ある男の子(小学校1年生くらい)はDSの電池が切れちゃったらしくて、母親になんどもバカ呼ばわりされ、ものすごい剣幕で怒られていた。でも、映画がやっているあいだに半券を持っていけばもらえるっていうし(その子が係員に聞いてきた)、DSの充電が切れるなんてことはよくあるし(じつは自分も経験あり)、そんなに怒らなくてもいいじゃないーと思うのだけれど。見ているこっちがうんざりするほど、子どもの全人格を否定するような、ものすごい怒りかただった。もともと忘れっぽい子で、しつけの一貫だったとしても、やりすぎに見えたんだけれど、どうなんだろう?

そういえば、前にショッピングセンターの休憩所みたいなところで座っていたら、これまた幼稚園か小学校1年生くらいの男の子がトイレにいきたがり、母親がひとりでいってこいといった。でも、ショッピングセンターはだだっぴろいし、トイレのある場所はそこからかなり遠くて、大人でもわかりにくいところにある。で、男の子はやっぱり場所がわからず、がまんできずにもらしちゃった。そうしたら、母親が怒る怒る。連れていってあげないアンタが悪いんだよ、とわたしは内心思ってしまった。ちなみに、その母親はおもらしの後始末はせず、店員にもなにもつけず、知らんぷりで帰っていった。

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2007/05/26

映画『ゲゲゲの鬼太郎』

キャラクター作りがかなりこっていた。とくに、こなきじじい、ねずみ男、輪入道とか、俳優のイメージとキャラクターがうまくあっている。田中麗奈@ねこ娘も、写真でみたよりもはまっていた。ウェンツの鬼太郎は、原作の鬼太郎とはややことなるが、かれのテイストをいかした鬼太郎で、あれはあれでいいんじゃないかとおもえる。

ストーリーは、ツッコミどころけっこう多し。妖狐が妖怪石を取り返すのが正当っぽいのに、なんでそれが問題なのかがよくわからないし、お父さんが魔にさされて妖怪石を盗んだのだけれど、じゃあ、その後はただ子どもにあずけるだけってのも納得がいかない。しかも、生きかえった後、窃盗罪はどうなったんだ?? と疑問もわく。井上真央とのほのかな恋も、いれたい気持ちはわからないでもないが、いちばんいらなかった気がする。でもまあ、あれだけ妖怪がうまくつくれていて、わらわらとでてきてたのしかったのて、オッケーとしよう。

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2006/12/29

映画「オーロラ」

「エトワール」と同じ監督がとった、バレエ映画。ストーリーはかなり破綻している。踊りが法律で禁止されている国なのに、王女の求婚相手を招くために舞踏会を開くって?? おとぎ話だから多少の破綻は仕方ないと見る手もあるだろう。けれど、おとぎ話にはおとぎ話の文法があるのだから、あれではおとぎ話をなめているといわれてもしかたない気がする。

主役のマルゴ・シャトリエは、現在オペラ座バレエ学校の最終学年に在籍している。無事オペラ座に入団して、順調に昇格していけるだろうか(そぼくな疑問として)? エミリー・コゼットやミリアム・ウルド・ブラームは、オペラ座学校の来日公演で話題になって、気がついていたらもうプルミエになっているし、きっと有望だったらあっというまに頭角をあらわすだろう。(でもそういや、「センター・ステージ」のアマンダ・シェルは、サンフランシスコ・バレエ団のコールドから上がっていないような……。映画に映えるのと、ダンサーとしての資質は別ものってこと?)ル・リッシュは、いつまでもおどらないから、演技だけ? とおもったら、死後バリバリおどっていた。

各国の踊りがいまいち。王子役のダンサーが振り付けもしているのだけれど、ジパンゴのはゾンビ踊りのようで気持ちわるかった。

しかし、バレエファンは、ル・リッシュとかジロとかブベチュニク兄弟とか見られてまだいいかもしれないだろうけれど、それほどバレエになじみのない人は、観てなにか得るものがあるのだろうか。まあ、やたら体のラインが美しい人がたくさんで、目の保養になったことはたしかかも?!

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2005/01/29

映画『ネバーランド』

「ネバーランド」予想と期待にたがわず、ものすごーくよかった。細部までとても丁寧につくってあり、無駄に派手な今風の特殊効果とは無縁の、100年も昔の時代設定にぴったりのふるめかしさがかえって新鮮だった。ごっこ遊びシーンなど、いかにもごっこっぽく、でも中途半端に本格的なところが楽しい。

ストーリーは、基本的に泣かせる話なのだけれど、デップやウィンスレットの抑えた演技で、けっして感傷的にならず、じわじわと感動がしみこむ。

あっという間におわってしまい、もっともっと見ていたかった。音楽も、ストーリーの運び役として、はまっていた。

ジョニー・デップは、ほんとうにすごい役者だ。

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2004/09/13

「ディズニー、『ロード・オブ・ザ・リング』をしのぐファンタジーシリーズを映画化」

「ナルニア」のニュースかとおもったら、「アバラット」だった。詳細はこちらからどうぞ。

率直な感想:「指輪」をしのぐわけない。

「アバラット」は全四巻シリーズの予定だが、今日時点で、まだ一巻しか発売されていない。原書二巻は10月1日発売である。だから、現時点で「しのぐファンタジーシリーズ」なんてほざくのは、無知で怠惰で傲慢だ。

ついでに、一巻を邦訳で読んだけれど、「指輪」の広大な世界観にはとうてい及ばない。ぐちょぐちょキモいのが好きな方はいいだろうが、全世界的に読者を魅了する作品だとは思えなかった。作者の脳内妄想みたいな部分も多く、読みづらくてわけがわからないし(原書をあたっていないので、原書が読みづらいのか邦訳が読みづらいのかは知らない)、なんとか読了したけれど、続きは興味なし。

日本では、邦訳発売時にソニーマガジンズがかなりがんばって、電車の中吊りなどにも宣伝をのせていたが、お金をかけたわりにはあまりさわがれないまま、記憶にとどまることなくいつのまにか消えていたという感じ。(じっさい、今の日本のファンタジーブームのなかで、この本を知っているか、覚えている人って、少ないのでは? わたしのまわり(=業界の人)でさえそうなのだから。)

映画化で、また話題になるのだろうが、ディズニーってば、「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「ニモ」みたいに当たりもあるけれど、ガンバッタわりにハズレってのも少ないくないので(いちいち名前は挙げないけれど)、この「アバラット」にいたっては後者になるような気がする。ヴィジュアル的にハリウッド映画には合うと思うけれど。

やっぱり「ロード・オブ・ザ・リング」に匹敵するかもしれない映画として期待したいのは、「ナルニア」だろう。作品としても、「指輪」と遜色ないし。ディズニー、こっちは(を)がんばってね。

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2004/09/04

映画祭「ヒスパニックビート2004」

スペインと、メキシコ、アルゼンチンを含めたラテンアメリカのスペイン語圏の映画フェスティバル。アルフォンソ・キュアロン監督(『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』)のデビュー作などもある。個人的には、キューバ難民のドキュメンタリー映画『ボートピープル』が観たい。

詳細はこちら


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2004/08/04

試写『金色のガッシュベル!! 101番目の魔物』

『金色のガッシュベル!! 101番目の魔物』の試写を観た。

ガッシュと清麿呂が、原作コミックスではまだ登場していない魔界へいく。はじめて知る情報がたくさんあり、作品の世界がひろがっておもしろかった。

ストーリーは、魔界の王候補の100人に入れなかった超天才児のワイズマンが、自分のかわりにガッシュがズルして選ばれたのだろうと思いこみ、非常時用に保管されていた魔本を盗んで人間界に潜入する。ワイズマンにだまされて魔界に来たガッシュは、自分がズルをしたと思いこんで一時は戦意消失。一方で、ワイズマンは自分こそ王だ!! とキャンチョメ、ティオ、ウマゴンらに襲いかかる。で、非常時用の特別な魔本が、信じられない威力を発揮するが……。

全体的に、本筋がどっしりしていてわかりやすく、加えて、随所にいつものおちゃらけギャグがたくさんあって、とても楽しめた。映画ならではの風景描写(日本、魔界ともに)も美しかった。

でも、キャンチョメもウマゴンも、ガッシュと同じくらい落ちこぼれっぽいのに、なんでワイズマンはズルをしたのはガッシュだと決めつけているんだろう?? なんにせよ、魔界始まっていらいの天才なのに選ばれなかったら、そりゃ本人は納得がいかないだろうと同情もしてしまう。でも、ワイズマンが選ばれなかった深い理由はだんだんとわかってくるわけで、持って生まれた才能がすごすぎたための悲劇というか、おごりというか、そのヘンが、同じようにエリートながらも不器用そうなブラゴとの違いなのかも。まあ、最終的に、ほんとうにすごい人は、持って生まれた才能以上に、それを活かすための努力や忍耐力といったプラスアルファがあるからこそということで。

難をいえば、ワイズマンのやり方が、原作に登場した某悪玉とやや似ているかなということ。けれど、こういう形で敵役を出すとなると、方法はかなり制限されるのかなとも思う。

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2004/07/15

プレビュー『ポケモン 裂空の訪問者』

7月17日の映画公開の前に、ちょこっとだけ試写会のプレビュー。できるだけネタばれしないように気をつけますが、イヤなかたは最初からごらんにならないように。

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・映画での3Dは結局なし。その代わり、3Dメガネ&ブックが来場者プレゼントに。
・が、3Dメガネを放映中にかけないように、というアナウンスしつこすぎ。紛らわしいから、結局このアイディアは失敗では。(じっさいの公開時は、毎回こんなにしつこくアナウンスできないのでは?)
・今回は、人間、ポケモンともに悪役がいなくてよかった。
・トオイが、丁寧に描かれていたのも○。とくに恐怖心の克服のしかた。
・ベッキー、上原多香子ともに、出番の少ないKABAちゃん。に負けている。上原多香子は、セリフがよく聞き取れないときもあって、イマイチ。
・プラスル&マイナンは、ピチュー兄弟の焼き直しとしか思えない。
・短編にあたる部分を、長編で補おうとする努力は買うが、やはり短編はほしい。

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2004/07/08

『パイレーツ・オブ・カリビアン』第三弾も

続編製作が決定した『パイレーツ・オブ・カリビアン』は、一気に第三弾も作ってしまう予定なのだとか。詳細はこちら。ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイのギャラが、前作より高騰しているのが大変のよう。とはいっても、あの作品で、この三人がでなければつくる意味がないので、なんとかするのだろう。とくに、ジョニー・デップは、あれでアカデミー賞にノミネートされてしまうくらいの名演技だったのだから。

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2004/06/30

映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』

映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』を観た。

わたしはハリポタファンではないのにもかかわらず、原書・邦訳ともに、既刊本はぜんぶ読んでいる。で、ファンではないから(しつこい)べつに思い入れとかはないので、その観点からすると、よくまとまっていたと思う。でもやはり原作を知らないでみた友人は? なところもあったらしいが。あれだけのぶあつい本を2時間にまとめなければならないのだから、いろいろ省かれているのはしかたがない。まあ、原作をきちんと読んできた生粋のファンは、読んだものにしかわからない特典があるということで。

4巻、5巻は、映画のほうがさらにまとまりがよくなりそうな予感がする。というより、4巻、5巻はむだにだらだら長すぎで、2〜3時間でまとめなければならない映画では必然的にぜい肉を一気にそぎおとさなければならないから。ファンはちがう捉え方をするかもしれないが。

ハリー、ロン、ハーマイオニーをはじめ、登場人物たちは原作のイメージを補完しているし、ハリポタらしい戯画的なコミカル・シーンをしっかりと映像化していた。ハリーたちはいい感じで成長しているし、マルフォイは二枚目俳優をつかっているのに(だから彼は人気がある)、扱い方はあくまでチンピラザコキャラなのが、ハリポタらしくていい。

が、ネビル。べつに、映画のネビルに違和感があるわけではないが、映画でああいう「うすのろキャラ」を強調して(しかも、かなりどぎつい)、それに原作者ローリングがオッケーを出したってことは、彼はああいうキャラで確定ってことだろうか。というのは、続巻を読んでいて、先にいくにつれてネビルの存在意義がハリーと関係があるような匂いがしていたのだ(ハリーの境遇とシンクロする部分も多いし)。だから、ひょっとすると後々大化けするかもと思っていたのだが、あの映画のキャラづくりだと、かなり無理がありそう。映画からシリーズ続きを予測できることもあるのか。あ、映画と原作は別と考えることもできるけれど、ハリポタの場合は、ローリングがあれほど口出ししているので、かなり密接につながっていると考えていいと思う。

エンドロールは、カギとなるアイテムを使ったところに工夫が感じられたが、ちょっと長すぎでうんざりしてしまった。でも、さいごのさいごのしかけは、ポッタリアンにはたまらないのだとか?

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