かご入り娘
かごの中身を取りだしたら、さっそくむにむにと入ってしまった小春。開いた箱とかがあれば、ぜったいに見逃さない。

5月19日、21日
オデット/オディール:スヴェトラーナ・ザハロワ、ジークフリート王子:アンドレイ・ウヴァーロフ
ちょうどわたしの波長が、美しいクラシックバレエにドンピシャで、しかも世界一の造形美をもつザハロワだから、すごくすごーくよかった。チャイコスフキーの音楽はやっぱり美しいし、ベタかもしれないけれどバリバリクラシックの群舞も安心感がある。というか、ナントカの一つ覚え的な要素のあるわたしは、好きであればベタなものは何度でもという感じなので。
ウヴァーロフ、末端まで神経のとおった、おおらかな踊りがすてきだった。ザハロワは、いつもいつも思うけれど、どうしてこんな異世界なひとなんだろう。ほんの数ミリの角度のちがいなのだけれど、かんぜんに人間の領域を越えている。トールキンの描くエルフは、まさに彼女のような存在なんじゃないだろうか。ただザハロワは、異世界なんだけれど、女の子っぽいというか、かわいらしいお姫さまなのがわたしの好み。
川村さん、あいかわらず美しかった。今年も来年も白鳥の主演がないのは残念。大秦さん、ラインがきれいー、新国のおなじみのみなさん、それぞれに持ち味を発揮していた。2日とも同じキャストだったけれど、ほかの日(バリノフの道化とか、さいとうさんのトロワとか、川村さんのルースカヤとか)も見たかったなあ。
2009年5月15日 東京文化会館
テレシーナ:ティナ・ホイルンド、ジェンナロ:トマス・ルンド
ちょっとばたばたしすぎしていて、なんとか身体だけ劇場に運んだ感じ。音楽も知らず、前知識もないので、1幕はかなり気絶してしまったのだけれど、2幕からは妖精もたくさん登場するし、ブルノンヴィルらしい細かいステップも堪能した。3幕は踊りまくりで楽しかった。主役含むソリストが10人くらい、次から次へと踊っていく。ここのダンサーはひとりも知らない&いわゆる主役ふたりのグラン・パもないので、3幕は主役がいつ踊っていたのかよくわからないまま終わってしまったのだけれど、楽しめたからまあいいや。機会があれば、ぜひまた観たい。
話は変わるが、同じ時期に上演中のKバレエ「ジゼル」は、デュランテが降板で、東野さんが出演。デュランテはとっても気の毒だけれど(どうぞお大事に)、東野さん、観たかった! 彼女の可憐さは、きっとわたしのツボにはまると思うの。でも、スケジュールを何度にらんでも、ぜったい無理。泣く泣くあきらめた。とってもよかったみたいだから、ぜひまたやって〜。
5月1日 東京文化会館
≪カルメン組曲≫
[カルメン] スヴェトラーナ・ザハーロワ
[ドン・ホセ] アンドレイ・ウヴァーロフ
[闘牛士] アルテム・シュピレフスキー
[コレヒドール] ヤン・ヴァーニャ
[運命] オクサーナ・グリャーエワ
[たばこ売りの女たち] タチヤーナ・リョーゾワ,オリガ・キフャーク
キエフ・バレエのメンバー
≪パリの炎≫ 第2幕のパ・ド・ドゥ
ニーナ・カプツォーワ イワン・ワシーリエフ
≪トリスタン≫ デュエット
スヴェトラーナ・ザハーロワ アンドレイ・メルクーリエフ
≪エスメラルダ≫ パ・ド・ドゥ
オリガ・キフャーク ヤン・ヴァーニャ
≪ブラック≫
スヴェトラーナ・ザハーロワ アンドレイ・メルクーリエフ
≪ジゼル≫ 第2幕のパ・ド・ドゥ
ネッリ・コバヒーゼ アルテム・シュピレフスキー
≪クレイジー≫
イワン・ワシーリエフ
≪ヴォイス≫
スヴェトラーナ・ザハーロワ
数年ぶりにひいた風邪&風邪薬で頭がもうろうとしていて、ときおり意識も失っていたので、かなしいことにあまり覚えていない。ただ、ザハロワはあいかわらず美しかった。カルメンのきりりとした姿もすてきだったし、「ヴォイス」は衣裳がめちゃくちゃかわいかった。ワシーリエフはあいかわらずすごいことをやっていた。
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