キエフ・バレエ「ライモンダ」
12/5
ライモンダ:田北志のぶ、ジャン・ド・ブリエンヌ:セルゲイ・シドルスキー、アブデラフマン:イーゴリ・コルプ(ゲスト・ソリスト)、白の貴婦人:ユリヤ・トランダシル
キャスト表にあったフィリピエワは腰の不調で降板、急遽田北さんに変わった。べつにフィリピエワに思い入れはないけれど、今回の来日公演ではずいぶん評判がよいから、ひさびさに観たかった気もする。でも、田北さんもこれまで観るチャンスがなかったから、まあいいか。そもそも、キャストがどうのよりも、「ライモンダ」が観たかったので、とんでもない人じゃなければいいのだけれど。
で、その「ライモンダ」、どうにも新国版が刷りこまれすぎちゃっているせいか、期待以上(というか評判以上)には楽しめなかった。まあ、みなさんきれいだし、音楽は美しいし、ふつうによかったけれど。
田北さんは、手足長いのはいいけれど、ちょっとやせすぎで、ジュリエットのようなぺらぺら衣裳だと貧相に見えてしまった気がする。最初からクラシックチュチュでいいじゃないの〜。急な代役で緊張していたのか、ちょっと危なっかしいところもあったかも。でも、全体としては、たおやかで上品なお姫さまだった。
コルプは、ヒョウのようにしなやか〜。でも、こちらも衣裳ヘンで、脚がなんだか短く見えてしまうように思えた。踊りは、さすがにひとりだけレベルがちがい、際だっていた。あの妖しい色気に陥落する人がたくさんいるのはよくわかる。
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