新国立劇場バレエ「ドン・キホーテ」
キトリ:スヴェトラーナ・ザハロワ、バジル:アンドレイ・ウヴァーロフ
ウヴァーロフ、祝復活!
今回は、とにかくウヴァーロフの姿を見たくていったので、元気そうにはじけて踊っていて、ほんとうによかった。
ザハロワは、新しい衣裳だったけれど、いったいどこのだろう? 1幕は、普通よりも短めで、ひざが出るか出ないくらい。しかも生足。タイツを履いているときは、細くてなめらかで筋肉なんてひとっつもないのよー、という感じなのだけれど、生足だと(当然ながら)筋肉がしっかり見えて、ザハロワらしくなくて意外。それだけちゃきちゃきの町娘を表現したかったのかもしれない。ほかのダンサーだったら下手すると下品になってしまいかねないけれど、デフォルトが超お姫さまキャラのザハロワだから正解だったとおもう。前回よりもはじけ度がアップしていた。
それに、ザハロワは全体的にさらにレベルアップしていた。2幕のドルシネアは当然似合うとしても、3幕のグランのスピード感もすごかった。フェッテは、ひさびさにダブル入れていたのだけれど、その2回転がとっても速い。ほかの回転もかなり高速だった。ニーナを意識したのかとおもうほど。
ウヴァーロフは、長身ならではのダイナミックさはもちろん、あいかわらず丁寧で美しい。ラインもきれいー。見られなかった期間が長いせいか、舞台から飛びでちゃうような迫力をひさしぶりに味わった。踊れてうれしくてたまらないのかも。これだけ見事に復活してくれたから、ニーナとの白鳥とドンキがさらに楽しみになってきた。
ザハロワだけでなく、舞台全体がスピード感あって、しかも新国ダンサーのリズムとテンポも良いので、とても楽しかった。バレエ団の実力が高いことを再認識した。2幕は、川村さん@森の女王、さいとうさん@キューピッドと、わたしの好きな組みあわせだったのもうれしかった。ほかは、3幕で第一ヴァリエーションを踊った寺島まゆみさんが軽やかですてきだった。
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