うるうる
うるうる瞳の小春。ビー玉みたいでかわいい。
2/25
キャストは、オデット:松岡さん、オディール:都さんになったくらいで、ほかは24日とほぼ同じ。
都さんすごかった。登場した瞬間に空気ががらりと変わり、劇場を制圧してしまった。やっぱりオディールはこうでなくちゃ。ふだんの都さんからは想像できない、小悪魔っぷりが最高。でも、偽善的なところがなくて悪に徹しているから、むしろ可愛く見えてしまう。これならとっぽい王子はすぐにだまされてしまうだろう。しかも、白鳥の優雅でたおやかなラインをちらちら見せつつ、うまーく操っているのだから。芳賀さんのメロメロっぷりもなかなかで、都さんにリードされたせいか、昨日より数段はじけて踊っていた。
フェッテは、手の動きに変化をつけていた。あいかわらず、都さんが演奏しているかとおもってしまうほど、音楽との調和がすばらしい。しかも、こういう大技でもぜんぜん力みがない。ジャンプも、軽やかさ、開脚度とか、着地音のしずかさとか、ほかのダンサーとぜんぜん違う。こんなレベルでまだ踊れるのに、封印してしまう都さんのプロ意識の高さ……すばらしいとはおもうけれど、でもやっぱりまた踊ってほしい。
松岡さんは、昨日よりもかなり分が悪かった。なにせ、軽やか女王の都さん@黒鳥が相手だから、どうしても重たい白鳥になってしまう。これが昨日のように逆だったら、まだストーリー成り立つとおもうけれど……。しかし、「海賊」も都さんの日は松岡さんがグリナーラなんだよね。「二羽の鳩」もそうだったし、都さんと松岡さんをセットにするのは、熊川さんになにか戦略があるのだろうか(松岡さんを鍛えるためにはよいだろうが、ファンを増やすってのはムズカシイかも)。たまには荒井さんが見たい。
橋本直樹さんのベンノだけれど、あれは道化的な役割もになっている? ってことは、かれはどちらかというとキャラクテールなんだろうか? かれはKの男性ダンサーのなかではいちばん気にいったかも。
2/24
オデット:吉田都、オディール:松岡梨絵、ジークフリート:芳賀望、ロットバルト:スチュアート・キャシディ
「二羽の鳩」でいま三つ、「くるみ」でもいまふたつくらいのKバレエだったが、さすがに「白鳥」だと熊川さんも(芸術監督として)ダンサーたちも気合いが違うのか、とても見応えがあった。ほかにも、眠り、ドンキはなかなか良かったので(こちらは両方とも熊川さん出演日)、Kバレエをいちど観てみたい〜、というかたは「白鳥」「眠り」「ドンキ」がおすすめかも。(あ、でも、「ジゼル」や「コッペリア」は未見なのでわかりません。)
都さんは、登場するときに体重をまったく感じさせず。手先指先まで一分も隙なく、繊細かつ優雅にオデットを語りあげている。感情表現と踊りがかんぺきに一体化していて、「踊っている」ようにはまったく見えない。99年のロイヤル来日のときの「白鳥」のすばらしさは上書きされなかったけれど、けっこう前にリタイア宣言をされてもう観られないとあきらめていただけに、今回拝めてほんとうによかった。最初から結果を見越つつ、それでも許す、けなげで愛情深いオデットだった。カーテンコールで都さんにもどった笑顔もまた素敵。
芳賀さん@ジークフリートは、前回よりも貫禄と余裕が出てきたとおもう。熊川さんにビシバシ鍛えられ、舞台数も踏んで、着実に成長している。松岡さん@オディールは、アダージオでは余裕たっぷりだったが、ソロでは、これまで観たのと比べて(中村さん、長田さん)、独特な振りがうまく活きていないように感じた。振りはきっちりと踊っているんだけれど、役柄としてはまだまだで、黒鳥というよりバタバタにわとり(失礼!)を想像してしまった。コーダではダブル入れてガンガンまわっていたから、ソロは抑え気味にしておいたのだろうか?
ほかは、ブーベルとか、あたらしい男性ダンサーが育っているのが見てとれた。こんどKじゃない公演に出るという橋本直樹さんというダンサーも、ベンノ役(王子の友人)で、なかなか目をひいた。
仲の良い人たちがペアルックをするように、ネコが同じポーズで寝るのは、相手に対して敵意がないってことだと『ねこのきもち』に書いてあった。たしかに、うちのお嬢さんたちは、よく同じポーズで寝ている。小春と皐月はしょっちゅうはげしいバトルをするくせに、次の瞬間、頭くっつけて寝ていたりする。

真打ちは小春。とにかくとにかくねこじゃらしが大好き。ちょっといじるだけで、どこにいようとすっとんできて、いつまでも飽きずに遊んでいる。あんまり夢中になりすぎて、息切れするくらいに。だから、小春をつかまえるのは超かんたん。

ねこじゃらしにいちばん興味ないのは皐月。ねこじゃらしで誘ってもすっ飛んできたりしないし、反応してもすぐに飽きるし、じゃれるとしてもその場から動こうとはしない。そんな皐月は、段ボールの切れっ端とか、ティッシュの空き箱とか、付箋紙とか、そういったもので遊ぶことが多い。つまり市販品よりも、身近なもので満足するのである。なんて経済的なネコなんだ。

小町はいちばん反応が早いがすぐ飽きる。ちなみに、いちばんオーソドックスなねこじゃらしがいちばん扱いやすい。画像のは『ねこのきもち』のおまけだが、とても持ちがよくてすぐれもの。羽根とか獣毛のタイプは、野性丸出しで目の色変えて食いついてくるので、ぎゃくにこわくてあげられない(試したけれど、しまったまま)。毛布っぽいふわふわのや、フエルト生地が、ほどほどに興奮して飽きがこない。

画像 びっくり顔の小春
翻訳家のさくまゆみこさんと講談社の編集者さんが習っている助六太鼓の発表会にいってきた。3年ぶりの2回目。前回よりも、全体的に生徒さんたちのレベルが上がっていた。幼稚園の子から78歳の男性まで、みなさんかっこいい。第二部はプロの加賀太鼓と助六太鼓。生徒さんたちのパフォーマンスはおなかにズシズシ来たが、プロのになると、おなかにくわえて頭にも響いた。神業的なばちさばきは、ほんとうに手と一体化していた。
ふだんは脳天をすーっと抜けていく天空のクラシック音楽ばかり聴いているので、たまに聴く大地の叫びはとても新鮮だった。
というムードの小春と小町。いたずら小町は、ネコ同士ではいちばんのほほんとしていて、小春とも皐月とも、じゃれあうことはあっても、意地になってバトルしたりしない。せっせと身繕いしてあげたりして、じつは世話好きでやさしかったりする。
口を開けた表情がかわいいはっちゃんだが、やはりプロのカメラマンさんならではのショットだとおもう。あくびその他で口をあけるのはほんの一瞬で、カメラにばっちり収めるのはむずかしい。で、めずらしくタイミングよく小春の口開けが取れた(しかもかわいく)。
ネコって、血統だけではなく、色柄でも性格に特徴があるのだろうか。いっしょに育った小春小町皐月は三者三様だというのに、実家のサンデーとうちの皐月(ともに白メイン)は性格がよく似ているし、はっちゃんと小春も、しぐさとか表情とか共通点が多い。ってことは、茶トラはいたずらっこ?
のように、くったり寝ている皐月。
新国「コッペリア」、初日5月13日は、友人に頼まれた分が抽選に外れて取れず。ラカッラ出演する3日のうち、1日は平日マチネだったりするから、よけいに週末に集中したらしい。というか、黙っていても売れそうなゲスト出演日を平日マチネにしなくてもいいだろうが(しかも、学校の団体まで入ることになったらしい)。
ついでにKバレエ「海賊」の興行元先行発売は、かつてない大激戦(?)で、電話がちっとも繋がらず、取れたのは午後4時前。都さんが移籍してからますます競争が激しくなるし、しかも不愉快な価格設定だからよけいに腹立たしい。
皐月は、なさけないじじい顔と、おすまし美ネコ顔の差がはげしい。ふだんは、赤ちゃんっぽい表情もするし、ほんと見ていて飽きない。うちはネコの里子を探しはじめたとき、第一希望が白ネコで、もし皐月が最初に来ていたらきっと満足して一匹飼いになっていただろう。その皐月が3匹目に来たのは、小春と小町がうちにくる必然があったということか。皐月も甘えんぼうの寂しがりやだから(いつも、だれかとくっついていたい)、ネコのきょうだいもいてよかっただろう。ちなみに、こう書いてもじっさいには皐月だけすごい優遇されているとかはない(念のため)。うちの子はみんなかわいいからねえ。

なめているのか、ビミョーな具合。
ネコが3匹いて大変そう〜、とよくおもわれるが、大変なのは数ではない。おてんば小町がいるか、いないかがが問題なのだ。小春と皐月はたいてい物わかりが良くていい子で、たまーに悪さをするくらいだが、小町は起きているあいだじゅうパワー全開でいたずらしまくり、寝ているときだけ天使という状態である。小春と皐月と似たようなのがもう1匹だったら、きっと楽。小町は1匹だけでもタイヘン。まあ、赤ちゃんのときから育てると性格は大きくなるまでわからないから仕方ないのだけれど(赤ちゃんのとき、小町はおとなしかった!)。こんな小町だけれど、元気がなければないで心配だし、あるがままを受けいれるしかない?!
『ドラゴンたいじ一年生』 12刷り
『お宝さがしのえんそく』 5刷り
『ウィリーのけっこん!?』 5刷り
『あこがれのヒーロー』 3刷り
『きえたヒーローをすくえ』 2刷り
『デルトラ・クエストモンスターブック』 12刷り
第一シリーズの6巻がはじめて重刷になり、これで第一シリーズはすべて2刷り以上になりました。1巻だけでなく真ん中あたりも動いているのがうれしいです。
ということで、鬼のおめん。おとなしくつけさせてくれたのは小春だけ。皐月はかろうじてつけても、次の瞬間にぺしっ! とはたきおとしてしまい、小町にいたっては最初からじゃれまくり。が、戦いとなると、ふだんはネコじゃらしにいちばん反応する小春はまるっきり興味なし。かわって小町と皐月が鬼退治をした。

2月2日
オーロラ: 川村真樹
デジレ: 貝川鐵夫
リラの精: 湯川麻美子
フロリナ:さいとう美帆
青い鳥:江本拓
待ちに待った川村さんの主役デビュー! やっぱりきらきらしていて、きれいだった。さすがに1幕は緊張していたようだけれど、無事ローズ・アダージオを踊りきって、だんだん調子が上がってきたよう。2幕ではちょっと滑りそうになったけれど、何事もなくて安心。3幕は威厳もそなわって、ひとつひとつのステップも丁寧で、とてもよかった。コールドから上がってきて、満を持してのクラシックの主役デビュー、立派だったとおもう。今度はいよいよ白鳥なので、ますます美しくなってほしい。
王子の貝川さんも、健闘していた。背が高いからダイナミック。フロリナのさいとうさん、姫オーラばっちりでかわいい。江本さんは、上半身のうねりがみごとで、軽やかですばらしい青い鳥だった。あと、花婿候補のトレウバエフが細かい演技をしていて(しかも、オモシロ系)、おかしくてしょうがなかった。
このヴァージョンの「眠り」は今回で最後だそう。見慣れて愛着もあったのでちょっと寂しい。画像はリラの精(左)とカラボス(右)の衣裳。


皐月。小春はあごにきびが出来やすい体質なので毎日気をつけてふいているが、ちょっと前に皐月もできちゃって、ついでにふいているときにおおきめのが取れてちょっと血が出てしまった。
今日の新国「眠り」はソリストのキャストもあまり好みではなかったので、けっきょく譲ってしまった。明日の川村さんがとっても楽しみ。
ミラノ・スカラ座「ドン・キホーテ」に、やはりサラファーノフがゲスト出演することになった。あちらでもゲスト出演しているから、もしかしたらと期待していたのでうれしい。が、相手は上野水香さん。個人的にはちょっとビミョー。牧にいたときに色々見たけれど、素材の良さだけで勝負していて何度観ても成長しないように思えたので、興味を失ってしまったのだけれど、果たして、あれから変化しているだろうか。
ほかのゲストはロホとカレーニョ。どちらもすばらしいダンサーだけれど、去年同じ組み合わせ&演目で踊ったばかり。どうせなら、ロホ×サラファーノフ、上野さん×カレーニョにすればおもしろかったのに(どちらも想像つかなくて)。
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