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2006/12/29

映画「オーロラ」

「エトワール」と同じ監督がとった、バレエ映画。ストーリーはかなり破綻している。踊りが法律で禁止されている国なのに、王女の求婚相手を招くために舞踏会を開くって?? おとぎ話だから多少の破綻は仕方ないと見る手もあるだろう。けれど、おとぎ話にはおとぎ話の文法があるのだから、あれではおとぎ話をなめているといわれてもしかたない気がする。

主役のマルゴ・シャトリエは、現在オペラ座バレエ学校の最終学年に在籍している。無事オペラ座に入団して、順調に昇格していけるだろうか(そぼくな疑問として)? エミリー・コゼットやミリアム・ウルド・ブラームは、オペラ座学校の来日公演で話題になって、気がついていたらもうプルミエになっているし、きっと有望だったらあっというまに頭角をあらわすだろう。(でもそういや、「センター・ステージ」のアマンダ・シェルは、サンフランシスコ・バレエ団のコールドから上がっていないような……。映画に映えるのと、ダンサーとしての資質は別ものってこと?)ル・リッシュは、いつまでもおどらないから、演技だけ? とおもったら、死後バリバリおどっていた。

各国の踊りがいまいち。王子役のダンサーが振り付けもしているのだけれど、ジパンゴのはゾンビ踊りのようで気持ちわるかった。

しかし、バレエファンは、ル・リッシュとかジロとかブベチュニク兄弟とか見られてまだいいかもしれないだろうけれど、それほどバレエになじみのない人は、観てなにか得るものがあるのだろうか。まあ、やたら体のラインが美しい人がたくさんで、目の保養になったことはたしかかも?!

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