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2006/04/29

『白鳥の湖の謎』

白鳥の湖の謎
白鳥の湖の謎
posted with 簡単リンクくん at 2006. 4.29
名木田 恵子作 / 三村 久美子画
岩崎書店 (2006.1)
通常24時間以内に発送します。


バレエ好きということで、いただいた。おもしろいのは、主人公聖良がバレエをやっている少女じゃないということ(本人はやりたんだけれど)。だから、いわゆるスポコンものとはちがい、第三者的な視点が新鮮だった。それでも、聖良は祖母も母親も元バレリーナで、サーカス育ちで柔軟性はバッチリだし、手足が長くて理想的なバレリーナ体型というので、今後大化けする可能性は高い。

バレエのふんいきをうまくかもし出しながら、マニアックにもなりすぎず、それでいて「白鳥の湖」の設定とだぶらせたりとうまく工夫している。それに、白鳥が飛来する湖ってロマンチックだし、バレエ専門の寄宿学校という設定は、俗世と一線を画していてわくわくする。ミステリーとして読むとややあっさりしすぎているかもしれないけれど、物語のアクセントとして考えればバランスはとれている。しかし、バリバリのリアリズムかと思いきや、いきなり「王子」が登場するのにびっくり。いやでも、クラシック・バレエは、存在そのものがまずファンタジーだから許せるけれど。

そういえば、青森にいったとき、白鳥がくる海岸でエサをやったことがあったけれど、野生の白鳥って、けっこうワイルドだった。でも、首が長いせいかトロくて、カモにエサとられていたりしたけれど。

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