Kバレエ「ドン・キホーテ」
2005年1月28日 熊川哲也・Kバレエ「ドン・キホーテ」@NHKホール
キトリ:康村和恵、バジル:熊川哲也
2回目。1回目はものめずらしかったけれど、2回目となると、やや飽きてしまったかも。ふつうによかったと個人的には思っているのだが、まわりが大熱狂で、すごいいきおいで拍手したりするから、かえって興ざめしてしまった。熊川さんに限らず、ふつーにまわったりジャンプしただけでも、あんなによろこぶ観客はめずらしい(ここはサーカスか? と思ってしまうくらい)。バレエ鑑賞が初めてで、すべてにおいて感動! の人が多かったのか?(あるいは、献身的な熊川ファンで、盛り上げなくちゃ! と意気込んでいるとか?)
いや、そんなことより、これだけの公演回数があって、しかもチケットはバカ高なのに、平日でも毎回たくさんお客が集まり(満席とはいえないが、かなり埋まっていた。1月初めにあったコレーラ&マーフィの「白鳥」なんて、たった2日しか公演なくてしかもABTのスターなのに、席ガラガラだった)、こんなに熱狂的によろこばれているのだから、熊川哲也のカリスマ性ってすごいんだなとあらためて感心した。
熊川さんは、11月よりも調子がよく、回転数も平均2〜3回多かったように見えた。音楽をいっぱいにつかって振りをつめこみながらも、きれいに踊れるのがさすが。ジャンプは、初めて見た人があっけにとられる高さを、まだ保っていた。
主役としては初見だった康村さんは、踊りがせわしないというか、音の取り方がやや早すぎなのか、とくに腕の動きがあまり綺麗ではない。前のめりになるときも、やせているからなのか、妙に姿勢が悪くて気になった。あごをつきだしすぎか? 脚があがればいいってものじゃないし、踊れてはいても、美しくなければ意味がない。
今年5月の「白鳥」で中村さんの相手役をする芳賀さんを確認してきた。いろんなところで踊っていたけれど、コールドのなかでは、それほど際だっているようにも、ラインが美しいようにも思えなかった。キューピッドの副さん、かわいかった。
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