カーネギー賞&グリーナウェイ賞発表
イギリスの児童文学賞の最高権威といわれる、カーネギー賞(児童署)ケイト・グリーナウェイ賞(絵本)が発表になった。詳細はこちら。
カーネギー賞 A Gathering Light (by Jennifer Donnelly)
ケイト・グリーナウェイ賞 Ella's Big Chance (by Shirley Hughes)
カーネギーのほうのドネリーは、もともとアメリカの方で、作品も、ニューヨーク州北東部のアディロンダック山脈周辺に点在する湖のひとつ、ビッグ・ムース湖(Big Moose Lake)で、1906年に発見された女性の死体にまつわるミステリーだとか。わたしの大学はこちら方面だったので、おおざっぱな土地勘があるから、なんとなく親近感がわくというか。(なにせ、大学の各建物の名前が、「アディロンダック」だの「アルゴンキン」だのだったので、覚えざるを得なかった。)殺人事件の本がカーネギーをとったというので、なんとそれがニュースのヘッドラインになっている。こちら。
情報の早い日本の出版社は、すでに検討しているかもしれないが(なんといっても、出版元は、あのハリポタを世に送り出した商売上手のブルームズベリーだし)、しかし、これ、464ページもある。書誌情報はこちら。ファンタジーならともかく、殺人事件でミステリーで、この厚さ、どこが出すだろう。最近は、賞ものもよく扱っている早川あたりが(『夜中に犬におこった奇妙な事件』とか、もうすぐクリーチの『ルビーの谷』も出るし)、もともと得意畑のミステリーだからやるかも??
しかし、この作家も、ニューヨークの出版社にことごとく却下されたとか、ローリングのように、いろいろと出版秘話があるようだ。こちら。まあ、ブルームズベリーだから、そのような作品と直接関係ないエピソードをうまく盛りこんで宣伝するのは戦略のひとつなのだろう。カーネギーを受賞したからこそいきてくる逸話だろうし。
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