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2004/06/09

運動会

わたしのすんでいるところは、道路をはさんで向かいが中学校である。だから、キンコンはいつも聞こえるし、下校時とか部活のかけ声とか、とにかく平日の日中はにぎやか。

その中学校、もうすぐ運動会らしくて、すこし前にポストに封書が入っていた。なにかと思ったら、運動会の練習とかでうるさくてご迷惑をかけるけどカンベンしてねという内容。ここで暮らして10年近くなるが、わざわざ手紙をよこすなんて初めてである。去年あたり、どこからか苦情でも来たのだろうか。まあ、わたしはそういうことにはぜんぜん神経質でなく、生活音として、いつも「おー、やってるやってる」くらいにしか思わないからべつにかまわないのだけれど。

で、昨日。朝っぱらから、開会式の全校リハーサルをやっていた。ごていねいに、ラジオ体操までリハーサルしている。が、聞いているうちに、その内容に、違和感。先生が、「○年生おそい!」とか「もっと腕をのばせ」とか、10秒ごとくらいに文句をつけているのだ。なぜ、ラジオ体操を(そもそも、準備のための運動でしょ?)、そんなにキッチリそろえなければならないのか? なんだか、どこかのマスゲームみたい。バレエできれいにそろった群舞はこの上ない美だが、運動会でマスゲームなラジオ体操はブキミである。

ゆとりの教育とか個性をのばすとか、最近の教育について聞く言葉ではあるが、実情は、ラジオ体操の型にさえも、ぎゅうぎゅう押し込めている? 国歌斉唱の問題以前に、けっきょくは、まだまだ詰め込みなのねーと思わずにはいられなかった。(あ、でも、そういいつつ、ラジオ体操にねちねち細かく指導してられるなんて、あの学校は平和だなー、と牧歌的な気分にもなった。)

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